威鋁は創立以来今日まで、常に生産経営と環境保護の両立をモットーとしてきました。省エネ・環境保護活動をより確実に推進するため、威鋁は巨額を投じて汚水処理や廃ガス排出処理等の環境保護設備を完備。国内の先進的な予防技術を応用し、廃水・廃ガスの排出基準達成を保証しています。

先進的な汚水処理設備

1）ニッケルを含む廃水：すべて再利用し、外部へ排出せず、単独循環処理を行っています。

2）無機廃水：加圧浮上装置とTMF膜ろ過の組合せにより、排出基準を達成しています。

3）リンを含む廃水：マイクロ電解により水中に存在する可能性のある次亜リン酸をリン酸カルシウムに還元し、全リン排出基準を達成しています。

4）汚水処理ステーション：再生水利用システムを設置し、生産用水を循環利用することで、廃水再利用率を高めています。

廃ガス排出処理設備

1）廃ガス処理塔：陽極酸化ラインの生産で発生する廃ガスに対し、噴霧・吸着・ろ過等の処理工程を行い、排出する廃ガスを国の排出基準に適合させています。

2）噴霧装置：機械加工製品の研磨、バフ研磨、サンドブラスト、吹付塗装等の工程には、すべて噴霧装置と布袋集塵装置を設け、粉塵廃ガスの除去率は90％に達しています。